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受変電設備の設置工事って、なぜ難しい?

受変電設備は高圧で供給された電気を、施設で使える低圧に変換する設備です。

大前提として、受変電設備の設置=高圧を扱う工事です。

電力会社から供給される高圧電力(6600Vなど)を施設で使える低圧(200Vや400V)に変換するための“電気の入口”をつくる仕事になります。

その要になるキュービクルの設置やケーブル接続、接地工事には、正確さと安全意識が欠かせません。
特に高圧・低圧幹線工事が絡む場合は、現場での安全確保と段取りの良さが大事。

キュービクルから各分電盤や機器へ電源を供給するために、幹線ケーブルをルートに沿って敷設します。
ケーブルラックの施工、管路配管、曲げ加工、引き込み作業など高圧幹線は取り回しの自由度が低く、曲げ半径や熱への配慮も必要になるので、経験者の目が頼りです。

「ちょっとした確認ミスが、現場全体の足を引っ張る」なんてこともあるので、段取りと計画性を持って進められる施工です。

この工事は、電力会社との調整が発生する場面も多く、たとえば「受電の切り替えはこの日しかできません」といった制約の中で、工程を調整していくケースもあります。

ただ図面を見て作業を進めるだけではなく、全体の流れを読んで一歩先を考えるスキルが必要です。

受変電設備の現場で働いてみたい方はお気軽にお問い合わせください。

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